映画の日なので劇場版「魔法先生ネギま! ANIME FINAL」&「ハヤテのごとく!HEAVEN IS A PLANET ON EARTH」を観てきました。正確にはネギまとハヤテの間に挟まってるという絶望先生改蔵を観に行ったわけですが。
たしかにありましたよ、ネギまの上映が終わってハヤテが始まる前に、絶望先生改蔵のメインキャラが登場する幕間劇のようなものが。2〜3分だったと思いますが、作画クオリティは高かったです。奈美ちゃんがすっごい可愛いかった!先生・奈美・可符香・改蔵・羽美・地丹に台詞もあって、このために声優さん呼んだんだとしたらそれも無駄に贅沢な。クレジットもちゃんと入ったんですが一瞬で見てとれませんでした。
で。この絶望&改蔵の新作アニメパート自体の出来に不満はありませんが、何のためにこんなことをしたのかは大いに疑問です。正直作り手側の自己満足としか思えない。
絶望&改蔵ファンに千数百円払って数分のパートを映画館に観に来いというのでしょうか。私はかろうじて千円なら、と映画の日を選んで行きましたが、2度行く気にはなれない。本来の観客であるネギまとハヤテのファンが絶望&改蔵の寸劇を見せられて喜ぶとも思えません。絶望先生ではこの2作品をよくネタにしてますけど、それはあくまでこっち側の事情で。むしろ、シャフトは絶望&改蔵なんか作る暇があったらネギま本編をちゃんと作れとネギまファンの怒りを買ったんじゃないかという気がします。
絶望先生改蔵のキャラが同時に登場しているし、権利関係などどうなのか知りませんが、パッケージ化はないっていわれてますね。ほとんどの久米田ファンに観られることなく終わるんじゃないでしょうか。もったいないですね。


せっかく観てきたのでネギまとハヤテの感想も。
魔法先生ネギま! ANIME FINAL:完全に百見様向けアニメ。ネギまのストーリーとキャラを把握してないとキツイです。私は生徒数人しか把握してないのでかなりきつかった。作画があんまりよろしくなかったです。アップの正面顔で目が段違いになってたり…。あとクライマックスで数分も画面真っ白になったり結末が台詞だけの説明で情景描写がなかったり、制作状況がよほど切羽詰まってたのかなあ…という感じ。ネギまはヒット作の割に映像化に恵まれない印象ですが、アニメのクオリティがアレになるのはやはり登場人物が多すぎるのが一因だろうなあと思いました。
ハヤテのごとく!HEAVEN IS A PLANET ON EARTH」:こちらも基本ファン向けですが、かろうじて一見様でも見られるかな。お話はいい感じで面白かったです。作画的にも劇場クオリティとは言えないけど特に不満をいうレベルでもなく。音声があまりよくなくて釘宮理恵の声がきんきんして聞こえてちょっと残念でした。


新宿のバルト9に初めて行ったんですが、ネギハヤ上映階だけロビーがオタクショップみたいな臭いになっててショックでした。男子は頼むからお風呂入って…。