さよなら絶望先生 227話「別れろ切れろはしっぽの人にいう言葉」

今週のタイトル好き。しっぽの人、って語感がなんかかわいいです。
世の中、トカゲのしっぽ切りで責任押しつけられて切られることがままあるけど、切られた人の方が残った人より優秀だったり、みたいなネタで転がす回。
あびるちゃんがしっぽ好き、という設定のおさらいが入りました。そういうおさらいが入るのって珍しい、と思ったら、1巻のあのしっぽコレクションが動物のしっぽから、世の中のトカゲのしっぽ切りで切られた人たち(主におじさん)に変わっていたのでした。壁や天井一面に、機械伯爵の剥製みたいな形でおじさんが飾られているあびるちゃん家、こわい。
命兄、鳥かごに入れられたくらいですんで良かったね…。


226「花ムコ村と貴族たち」
ジューンブライド、6月の花嫁は幸せになれるという。ならば6月の花ムコはその分不幸になるにちがいない!という先生お得意のネガティブ発想を発端に、いろいろ起こる回。大草さんのお当番回ですね。
独身貴族です、って言って貴族っぽい人が出てきましたが、なんか改蔵っぽい懐かしいノリだと思いました。独身貴族って言葉自体、最近あんまり聞かな…まあこれは先生に白タイツを強要するための前フリだからいいのです。白タイツを強要する藤吉さんの目がイっちゃってるなあ。
ラストのコマのカエレの台詞は、木村カエラの妊娠にひっかけたネタなのかなあ。数年後読み返した時には忘れてそうです。