さよなら絶望先生 最終話

実際のマガジン発売日から1ヶ月以上たってから、こっそり書いてるわけですが、まあRSSとかで読んでいたらバレバレですよね。


何ヶ月も前からの「終わるよ、終わるよ?(チラッ)」という前振りにもう疲れちゃってて。あと10回発表があった時にはむしろほっとしたという。そして、どうせ最終回前は急展開があるんでしょっ、って結構引いて見てましたよね。
そんな気分でいたのでラスト前のあの展開を諸手を上げて賛美する気にはなれないのだけど、この最終回はうまいことソフトランディングしたなというほかない。久米田先生おさすがです。
本当はもっと円満な最終回を見たかったですけど、平和に円満に終わった作品は、そのまま忘れ去られてしまうのも事実なんだよな。だから最後にショッキングな展開をもってくるくめたん方式は、正解なんだろうな。私、改蔵のこと全然忘れないし。
さよなら絶望先生」は作風は改蔵からそのままだけど、キャラ設定やビジュアルを非常にキャッチーに作り込んできたなという印象があって、それで賞も取りアニメ化もされて有名になって、外から見たら大成功と言えると思うんだけど、久米田先生にとっても手応えのあった作品なんだったらいいなと思います。


ああ、うん、きれいにまとめようと思ったけどやっぱりまだ心穏やかではない…最終回は単行本が出ても読み返さない予感がする。
書き残すのもためらわれるすごくくだらない理由ですが、私、可符香さんが好きじゃないからね。まさにこういう風に可符香さんエンドがくるだろうと思っていたから嫌いだったわけですが。いや久藤くんエンドがないことは知ってましたよ?てか原作にそんな期待はしてない、むしろ最終話は我々向けサービスすごすぎてびっくりした。だって糸色家と絶望少女と久藤くんだけですよあの島にわたったの。22話で私たちを釣り上げた責任をきっちり取ってくれたんだなあくめたんは。