今のジャンルで活動してて、100〜150部を売り切るのに1年以上かかってて、売れない赤字でつらいといつも思ってるんですが、ふと思い立って、今年売った総部数を計算してみたら700部くらいだった。え…思ったよりたくさん売ってる。少し心が温まった。でも去年の在庫2種と今年出した本5種でそれなので、1種当たり平均するとああ…って感じなんですが。去年は本5種で約500部だったので、出版不況なのに新刊点数が減らない訳がようやく身をもって理解できました。
イベントで毎回1桁しか売れなくてもう捨てたいと思ってた去年の本もトータルすると100部くらい捌けてて、塵も積もれば…って本当だとしみじみ。
でも赤字なんだけどね。それも印刷代とイベント参加費・手数料・搬出入費だけで。交通費と画材費は計算に入れてません。
ちなみに、ジャンル変わる前の2007年は111部/年でしたよ。コピーで20部発行とかそんな本ばっかりで、でも赤字額は全然少なかったですね…コピー誌でも原価割れはしない値段にしてたし、イベント参加も最小限で搬入は全部手持ちで済んでたし。
今、オフで300円の薄い本ばっかし作ってるのも赤字がかさむ原因なんだよね。500円の本が作れれば、同じ部数でもだいぶ楽になるんだけどなあ(P数が20→40に増えても印刷代が倍になるわけではないので)。無駄な計算してる暇に原稿描け、ってオチです。