電脳コイル最終回「ヤサコとイサコ」

終わったね。泣いた。美しかった。解決した。満足した。
しかしですね、欲を言うならあと1クール欲しかったなあ。猫目兄弟の背景とか、イサコと生前のお兄ちゃんの思い出とか、もう少し時間をとって見せて欲しかった。猫目兄弟なんかほぼ台詞だけだもんね。ハラケン・カンナ編のラストも駆け足で残念だったし、もしかしてもっと話数があれば、コイル探偵局や黒客の活躍も見られたのかなあと思ったり。あくまで欲を言うならですが。


・おじじ登場、デンスケとの再会で冒頭からもうだだ泣き。最後にデンスケにさわれてお別れができてよかったねヤサコ。
・OPの雰囲気の暗さから、キャラの誰か死ぬんじゃないかとわりと初期から言われてた気がするけど、それがデンスケだったなんて…。
・ヤサコがあっちから帰ってきてハラケンも一緒に泣いてるシーンいいなあ、説明しなくても二人は気持ちが通じてるんだとわかる。
・今週のハラケン最大の見せ場は「ダメだ! ヤサコにまかせるんだ」のシーン。
・今週はは目元に少し険が戻ってハラケンらしかった。先週はなんであんなにロリ可愛くなってたんだろ。
・ヤサコをおんぶするのオバちゃんなのか。まあケンちゃん非力だもんな。そういえば、しばらく寝たきりだったのにあんなに走り回って大丈夫なのだろうか。
・ヤサパパ来た! 黒幕どころかコイル探偵局会員番号一番だった!
・ハラケンの調査研究が報われた。よかった。
・イサコのあの髪型はお兄ちゃんとのつながりだったのか。それをほどくことでスマートに内面の変化を表現しているけど、イサコとお兄ちゃんがどんなに仲がよかったのかどんなにお兄ちゃんが好きだったのか、もう少し尺をとって描いてほしかったなあ。
・イサコ帰還シーンが美しくてもう。ヤサイサはすばらしい。これについては言葉で書きたくない。もやもやしたまま胸の中にしまっておきたい。
・エピローグ、ダイチだけメガネをかけてなかったですね。ダイチはあのままメガネから卒業しちゃったのかな。
・ハラケンがカンナのママにメガネを返すシーン、バイクが止まってるんで、オバちゃんが送ってきたのかな。タケルに乗りかえたってわけじゃないんだ(おい)。
・「玉子お姉さん」呼びになんとなく、タケルも苦労人だな、と思いました。
・タケルが兄ちゃんを探す旅に出る電脳コイル第二部は、みんなの心の中にあるよ、ね!