終了アニメ感想。古いのと最近の。
年末にやっと「君と僕。」二期の録画を消化した。個々の要素には好きな点が特にないんだけど、見始めるとつい見ちゃう。要と隣のお姉さんの話がよかったな。好きだと伝えたいとか付き合いたいとかそういうんじゃないんだ、っていうほのかな思い、そういう形にならないふわっとしたものを描くのがうまいなあこの作品は。
ひだまりスケッチ×ハニカム:ひだまり初めてみたんですけど、ヒロさんと沙英の鉄板夫婦っぷりにおそれいりました。
ヴァンガードAC編:現嫁がいるアニメなのであまり冷静に語れないんですが、カプ視点を極力抜きにしても「どうしてこうなった…」。君と描く未来を探したけど見つからないで終わった、って感じだ。人気トップ3キャラの使用デッキが新発売のカードにまるっと入れ替え、しかも謎の力に記憶改変されて主人公以外そのことを覚えていない、という大人の都合が見えすぎる力業で始まって、1期でアイチにデレたはずの櫂は2期2話で離脱、ラス前までメインストーリーに絡まないという誰得展開。離脱した理由も不明のままで、そこはとってつけたのでもいいから理由を語ってほしかった。カードの販促アニメだとわかってはいますが、もうちょっと販促とストーリーとキャラをうまくすり合わせられなかったのかと……。ヴァンガードはカードアニメの中では妙に地に足がついているというか、毎回カードファイトはするんだけど基本的にカードショップで練習ファイトするか大会で公式ファイトするかのどっちかなんですよね。因縁の対決!とか敗者必滅!とかないんでどうしても地味で、しかも日常描写がほぼないのでキャラのバックストーリーも薄い。唯一濃かったアイチ-櫂-レンの関係性が曖昧にされた状態で延々アジア大会をやってた二期は、キャラメインで見てる自分のような視聴者には感情移入しづらかったです。